2005/08/11 19:21更新
TAFE WA ( Hospitality ) - 会田 香菜子さん
私がここ、パースに来たのは3年前も前になります。過ぎてしまえばあっという間でしたが、ふと思い返した時にもうそんなに経ったのかと、自分で驚くばかりです。なにしろ、来た当時はまだ15才でしたから、そこからの3年間というのは大きなものだと思います。当初親元を離れて一人で生活するということに慣れているはずもなく、始めの3日間はホームステイ先の部屋で泣いていたりもしました。まぁ、思い返せばなんとも情けない話なのですが、その家で飼っていた猫に「お前は楽しそうだねー」と話しかけたりもして、危うく危ない人一直線。
しかし、学校が始まってみると、日本では体験出来るはずもないことの連続です。クラスメイトは多国籍、授業は英語(当たり前ですが)。私は高校へ入るということが目的で留学してきましたから、そこでは9ヶ月英語を学んで、現地高校へと入学を決めました。
その高校もまた、新しいことだらけでした。ただ、いかんせんキリスト教学校だったことが性に合わなかったのか、2年目で不登校初体験。本当に学校に行くことが困難になりまして、それは自分での甘えだと分かっていながらも、結局その学校では特に良い思い出を持つことが出来ぬままに辞めてしまいました。
そして、今年の始めからはTAFE付属のELICOSというコースで英語学校に半年、この7月からはめでたくメインコースでホスピタリティを学べることになりました。今まで、ここにいてどの時期が一番楽しかったのかと言えば、私は即答で「今年に入ってからだね!」と言うことが出来ます。それは、遅蒔きながらここの生活で、いかに気楽に(もちろん、勉強は必要ですが)充実した生活をそれば良いのかということを分かってきたからだと思います。
友達だって、高校の時とは違って色々な年代の人がいます。だからといって、ヘタに緊張してしまうとかそういうこともなくて、みんながみんな、とても楽しくて気持ちの良い人だから。挫折を味わってしまって、自分がいかにダメな人間なのかということを、どん底の中で考えたこともありました。そのまま日本に帰って大検を取ってやり直そうかと親と話したこともありました。ただ、今こうしている自分を見れば、それはしなくて良かった選択だと自信を持って言えます。
楽しいことばかりが、「留学体験」だとは思いません。色々あって、最終的に自分をいかにその場所で生き生きさせるのか、それがとても大切なことなのだなぁ、とここに来て私は実感することが出来ました。・・・・まぁ、「この街ってヒマだよなぁ」と思うことも少なくありませんけどね。それでも、ここに馴染んできている自分はやっぱりここの生活をエンジョイしているんだと思いますよ。